THE FUTUREHEADS TOUR in UK/2008年12月

12月9日(火) THE FUTUREHEADS in CHELTENHAM (その1)

今回のホテルの朝食は珍しくコンチネンタル・ブレックファースト。前回滞在した時にここの朝食はおいしいことを知ったので、今日はちゃんと早起きして、しっかりお腹に詰め込みました(というか、朝食しかまともに食べられない毎日(苦笑))

そして荷物をホテルに預けて、さっそく朝からカーディフ観光に出発!

私にとって(ほぼ)1年の間で3度目のカーディフ(去年の年末のファン・クラブ・ライブの時今年5月のMTVライブ。昨日、ロスに話したら大笑いされました。)なのに、なぜいまさら早朝から張り切って観光に行くのか?

去年ここに来たのは、カーディフのBBC TVが制作しているイギリスの超人気SFドラマ「ドクター・フー(DOCTOR WHO)」のエキシビジョンを見るためでしたが、イギリスではこのドラマのサイド・ストーリー(スピン・オフ)の「トーチウッド(TORCHWOOD)」というドラマも放送されています。

「ドクター・フー」はカーディフで撮影されていても、ドラマ上ではロンドンや未来の惑星が舞台となっています。しかし「トーチウッド」はまさにカーディフが舞台!これでもか!と言わんばかりにカーディフのランドマークが登場してきます。

そんなドラマのDVDをちょうど出発前に見てしまったものだから、今度は「トーチウッド」巡りがしたいっ!てな訳で、ドラマに毎回必ず登場するカーディフ・ベイにレッツ・ゴーなのです。


超巨大なツリー

前回に使った路線バスの番号を忘れたので、とりあえず行き先が「CARDIFF BAY」になってりゃいいだろ、とホテル前でバスに飛び乗りました。ところがこれが街をグルっと大回りしていくバスでした。

一瞬「しまったぁ」と思ったものの、ミレニアム・スタジアム横の川を渡ると、そこは一転して下町っぽい住宅地。大勢の子供達を乗せたスクール・バスを追い越し、生活感溢れる朝のカーディフを見られて、それはそれで良かったかな。

15分ほどでカーディフ・ベイに到着して、さっそく「ミレニアム・センター」へ。


ミレニアム・センター。
この下にHUBがある(はず)

「トーチウッド」は「ドクター」の登場人物の1人であるキャプテン・ジャック・ハックネスが主役のドラマで、エイリアンや超常現象を調べる秘密組織「トーチウッド」の物語です。そしてその組織のHUB(基地)がこのミレニアム・センター前の地下にあります。


この敷石がリフトのはずなんだけど・・・

「このセンターの前の敷石がHUBへのリフトになってるんだよねっ!」と、ウキウキしながらそこに立ってみても、当然下へは降りていってくれません(笑)

「海岸沿いにある観光案内所がHUBの出入り口なんだよね」と探してみても、そんな案内所は当然ありません(笑)

まっ、そんなモンだ。

それでもそこそこ満足。またバスに乗って中心地に戻りました。

(ちなみに「トーチウッド」は「ドクター」と違って18禁のドラマです。ちょっとエロいトコもありますが、それよりも暗いっ!重いっ!後味悪い〜っ(苦笑)あれじゃNHK教育は放送してくれないよ。)


朝のカーディフ・ベイ

で、ウェールズのシンボルのレッド・ドラゴンのマフラーなんかをお土産屋さんで買い、朝10時45分発のチェルトナム・スパ(CHELTHENHAM SPA)行きの列車に乗り込みました。

今日のライブが行われるチェルトナムは、イギリスの有名な観光地コッツウォルズ地方の中にある都市です。この地域は英国の古い田舎の風景が残っており、日本の観光番組やガーデニング番組でもよく紹介されてます。

そんなチェルトナムへは、カーディフからバーミンガム行きの列車に乗って北東に1時間半ほど。途中下車なのでおちおち寝てられません。

到着したチェルトナム・スパ駅は観光地にしては拍子抜けするほど小さな古めかしい建物。降りる人もほとんどおらず、そんなに小さな街なのかと思いきや、バスに乗って街の中心に出るとそこそこ都会でちょっと安心。

中心のショッピング・ストリートらしきところで他の乗客たちと一緒にバスを降りたのはいいけど、どこなのかさっぱり分からない。キョロキョロしていたら、同じバスに乗っていたおばあさんが「場所が分からない?」と声をかけてくれました。「だっ、大丈夫!・・・たぶんね(汗)」と答えたら、「ほんとうに?」って笑ってました。

ともかく地図を頼りに無事ホテルに到着できてチェック・イン。で、今回訪れる街で観光地なのはここだけなので、さっそく散策に出かけました。


チェルトナム

チェルトナムは昔は高級温泉地として栄えた街だそうで、その名残なのか街並にはロンドンのチェルシーやケンジントンのような高級住宅地の雰囲気があります。同じコッツウォルズにあるバース(BATH)に似てるかな?おシャレなブランド・ショップやカフェ、大きなショッピング・センターもあって、平日のお昼でもすごい賑わってました。


で、ここは「惑星」の作曲で知られるホルストが生誕した街で、その生家が残されているので、とりあえず行ってみました。でも案内板は分かりにくいし、雨まで降ってきてかなり寒いっ!コートのフードを被って30分ほどウロウロ探し、やっと見つけたら、う〜ん、ただの住宅だ(笑)

それからもう一つの観光名所である「Pump Room」という建物を目指してさらに歩いていくと、大きな公園に出ました。白鳥がいる小さな池や古い巨木があちこちにあり、イギリスらしい公園でなかなか良い雰囲気。雨の中だけど散歩気分で行くと、丘の上に大きな琥珀色の古い建物がありました。


これがたぶん「Pump Room」。おそらく昔のダンス・ホールみたいなモンだろうなぁ。よしっ、観光終了(笑)

ホテルに戻った頃にはコートはズブ濡れ。それに1時間以上歩いたのでさすがに疲れた。パネル・ヒーターにコートを広げて、しばらく部屋でうたた寝してライブに向けて体力回復・・・。


チェルトナムの公園

出発前

結局またしてもUKツアー
(その1)(その2)

12月6日

埼玉、ロンドン、パリ、ノリッジ

12月7日

THE FUTUREHEADS
in NORWICH
(その1) (その2)

12月8日

THE FUTUREHEADS
in CARDIFF
(その1)(その2) (その3)

12月9日

THE FUTUREHEADS
in CHELTENHAM
(その1)(その2) (その3)

12月10日

コッツウォルズ観光
(その1)(その2)

12月11日

THE FUTUREHEADS
in KINGSTON (LONDON)
(その1)(その2) (その3)

12月12日

THE FUTUREHEADS
in SHEFFIELD
(その1)(その2)

12月13日/14日

帰国

PHOTOS

THE FUTUREHEADS LIVE