THE FUTUREHEADS TOUR in UK/2008年12月

結局、またしてもUKツアー (その2)

そんな訳でフライトは半強制的に、ヨーロッパ深夜便があるエール・フランス航空に決定。

でも、JALのマイレージではフランス国内までしか行けず、イギリスまでは別手配になりました。格安航空会社のEasy Jetや鉄道のユーロスターなら安上がりですが、格安航空会社はリスクが多いという話だし、鉄道ではパリでの移動を考えなきゃいけない。結局、少々割高ですが同じエール・フランスで往復を購入しました。

しかし・・・航空券がかなり安いシーズンに、最高値の燃油サーチャージを別途支払って、さらに追加の航空券まで買うなんて・・・マイレージが無駄だったかも(苦笑)

そして今回行くフューチャーヘッズのライブはほとんどがイギリスの地方都市。チケットはオフィシャル・サイトや、ローカルなチケット販売会社のみの取り扱いでした。大丈夫かなぁ、とちょっと心配しながらも、つい無謀にも受け取り方法は「郵送」で申し込んでしまいました。

しかし案の定、何の音沙汰もなく、メールで問い合わせるとやっぱりすべてのチケット会社から「日本には発送できないから当日に受け取って」との返事が返ってきました。まぁ、当然か。

ところで、旅行を決めてからの約1ケ月間は為替レートがとんでもなく変動しました。なので、このチケットも夜中12時をまたいで注文したら、最初と最後ではレートが10円も違っててビックリ。

1ポンド=200円程度だったレートが140円前後にまでさがり、鉄道を予約する時も、実際にカードから引き落とされる時にはどれぐらいのレートになるのか見当もつきません。毎日為替レートを見ながらドキドキしてました。

で、前回に四苦八苦した鉄道の予約は、今回は4つもの鉄道会社を使いましたが、どこもサクサクっと予約ができました。

イギリスの鉄道は、インターネットでチケットを予約しておけば、列車の時間によっては正規の半額以下になります。その反面、旅行の日程に融通がきかなくなるので、日程を詰めていくと、自由が利く「ブリット・レイル・パス(旅行者向け鉄道フリーパス)」のが良かったかなぁとちょっとだけ後悔。でもブリット・パスは高いからねぇ。時間をとるか、お金をとるか・・・。ちなみに今回の日程で使った鉄道代はおよそ90ポンド(12000円)。ブリット・レイス・パスなら3万円以上してました。

んがっ、やっぱり素直にコトが進まないのがイギリスです。出発前に鉄道の予約を確認しておこうとしたら、ある鉄道会社ではサイトのどこを探しても購入履歴が見つからず、さらにある鉄道会社では「登録がありません」なんてふざけた返事が帰ってくる始末。おいおい、ちゃんと予約できてんのかよぉ(涙)

さてさて、今回の旅ではフューチャーヘッズのライブがない2日間はロンドンに滞在します。でもその日に見たいライブがありません。ゆっくり休息すればいいんだけど、でも2日ともホテルでゴロゴロしてるのはもったいない。

と、思っていたら、劇団「ロイヤル・シェークスピア・カンパニー」がロンドンで「ハムレット」を上演してるじゃないですかっ!えっ?そんなモンに興味があるのか??ここでハムレットを演じるのがTVドラマ「ドクター・フー(DOCTOR WHO)」の主役、デヴィッド・テナントなのですっ(「ドクター・フー」については07年の旅行記をご参考に。)

しかし、今イギリスで超人気ドラマの主役が出るとなれば、チケットは当然速攻ソールド・アウト。劇場にメールで問い合わせると、キャンセルされたチケットを当日朝10時から再販売するとのこと。ロンドンに行ってまで朝から並べってコトか?(苦笑)冬のロンドンなんて8時頃にならないと陽が上らないのに・・・。

しかもそれでもチケットが買えるかどうか分からない。だからやっぱり何か「押さえ」になるライブがあるといいなぁと思っていると、出発の前日に届いたフューチャーヘッズのニュース・メール。
「ええっ!!来週ロンドンでもライブをやるのっ!?」
しかも私がロンドンにいる日っ!うわぁ「押さえ」のライブがヘッズさんになっちゃったよ。

しかもこの日は2本立て。夕方に18才以下オンリーで無料のインストア・ライブを行い、そして夜中に18才以上オンリーのクラブでライブをするそうです。さすがに18才以下だとサバを読むのはツラいかな(苦笑)

ところがこのライブ・・・「ロンドン」と言いつつも、実はキングストン(Kingston)というとんでもなく遠いロンドン郊外の町なのです。しかもクラブでのライブなので、おそらくフル・セット演奏ではないだろうし(だってチケットなんて5ポンド(約700円)(笑))スタートも夜9時から。う〜む、ライブが終わってからロンドン市内まで帰れるかなぁ。行くべきかどうするか・・・。

よしっ!とりあえずチケットは買って、最終判断はロンドンに着いてからだ(ハムレットのチケが取れちゃうかもしれないし(苦笑))

主催のレコード店のサイトからチケットを購入しようとすると今度は郵送オンリー。「日本から見に行くから当日受け渡しにして!」と強引にコメントをつけて、ともかく申し込んでおきました。

今回は都合が合わなかったKさんから「さっさと来日しろってヤツらに伝えておいて!」との伝言を預かって、久々の一人旅。ちょっとドキドキだぁ。

出発前

結局またしてもUKツアー
(その1)(その2)

12月6日

埼玉、ロンドン、パリ、ノリッジ

12月7日

THE FUTUREHEADS
in NORWICH
(その1) (その2)

12月8日

THE FUTUREHEADS
in CARDIFF
(その1)(その2) (その3)

12月9日

THE FUTUREHEADS
in CHELTENHAM
(その1)(その2) (その3)

12月10日

コッツウォルズ観光
(その1)(その2)

12月11日

THE FUTUREHEADS
in KINGSTON (LONDON)
(その1)(その2) (その3)

12月12日

THE FUTUREHEADS
in SHEFFIELD
(その1)(その2)

12月13日/14日

帰国

PHOTOS

THE FUTUREHEADS LIVE