THE FUTUREHEADS TOUR in UK/2008年12月

12月13日(土)/14日(日) 帰国

朝7時12分発のロンドン行き列車に乗るため、早朝のシェフィールド駅に到着すると、朝食を買おうにもまだどこの売店も開いていませんでした。ガックリ・・・。とりあえず、カバンに入れていたクリスプス(ポテトチップス)とミネラルウォーターを朝食代わりにして、またウトウトしているうちに、ロンドンのセント・パンクラス駅に到着しました。

今日が最後の買い物チャンスです。さっそく駅で荷物を預け、ダブル・デッカー(二階建てバス)に乗り込み、買い忘れがないか頭の中でチェックしていると、あれっ?バスが停まっちゃった?

1階に降りていくと、携帯で話していたドライバーが「ちょっと待ってて!オックスフォード・ストリートが閉鎖されてるって連絡があって、今、確認してるから!」

閉鎖?どういうコト!?目的のお店は全部オックスフォード・ストリートなんですけど(汗)

「事情はよく分からないけど、とにかくオックスフォード・ストリートを迂回して行きます!君はどこに行くの?マーブル・アーチ?それなら乗ってて大丈夫。君は?」と運転手が一人一人に行き先を訪ねていきました。

「じゃあ君は?」
私?
「トッテナム・コート・ロード駅」
「あっ、そこなら歩いた方が早いから降りて!じゃあ次!」
あっさり言うよなぁ(苦笑)確かに歩いても5分程度だからいいけど。

でもオックスフォード・ストリートはどうなっちゃってんの?一緒にバスを降りた(降ろされた?)人たちも、「一体何があったんだろうね?」とか話してる。そりゃあ爆弾だよ!イギリスなんて、ちょっと前まではIRAの仕掛けた爆弾で通りが閉鎖されるなんて日常茶飯事だったからねぇ〜なんて心の中で答えていたら、
「たぶんクリスマス・ショッピングだよ。人が多すぎて車道にまで溢れちゃうからな。この時期はいつもだよ。」
あれ?あれれ?ショッピング客対策なの?つ〜か、反射的に爆弾って考える自分の年齢が悲しいぞ。

ともかく、オックスフォード・ストリートは何事もなく、やっぱりショッピング客対策だったみたい。単に一般車の乗り入れを規制してたようで、だからバスやタクシーはフツーに走ってました。あのバスの運ちゃんは先走りすぎ(苦笑)

HMVでお目当てのDVDを購入。ついでに少しだけ店内を覗いていたら、おっ、フューチャーヘッズの新しいアルバムがあるねっ!でも見たことのないゲード・ホールドの紙ジャケだ。しかもメンバー全員のサイン入り?なのにたった5ポンド(700円)??

おそらくリリースした時にここでやったサイン会の名残だろうけど、こんなモンがこんな値段で2枚も棚に晒されてる(?)なんてのは大変マズイです。なので2枚とも即刻回収させていただきます(笑)

しかし不思議なことに、同じCDなのに片方には7ポンドの値札がついている。レジに持っていくと、
「・・・おかしいよなぁ」
と店員。あっ、やっぱりそう思います?
「同じCDで値段が違うなんてヘンだよねぇ?ちょっと確認するから待ってくれる?」
確認するんですか?まぁ、7ポンドでも900円程度なんだからいいか。
「やっぱり間違っていたよ!両方5ポンドだった!」
ありゃ、安い方だったんですか(苦笑)嬉しいような悲しいような・・・。


ロンドンのクリスマス・デコレーションは
お金をかけずにアイデア勝負

それからあちこちで買い物を済ませ、最後はまたBen Sharmanの店へ。

悩んでいたコート1着をサッと買っていこうと思っていたら、ええっ!?いきなり全品50%オフっ!?げげっ、一昨日にダンナ用に買ったシャツまでいきなり半額かよ(涙)

「ちくしょ〜」って、思わずあれこれ買い込んでしまい、大急ぎで空港へ行くハメに。

でもギリギリ2時間前にヒースロー空港に到着。エール・フランスのチェックイン・カウンターは行列になっていたけど、ここまでくればとりあえず大丈夫・・・と、思ったのに・・・30分たっても列が全然進んでいかない。1時間たっても順番がこない。1時間15分たっても・・・って、どうなっとるんじゃあ!!(怒)

進まないのは当たり前。なんとカウンターがひとつしか開いてない!どういうこっちゃあ!

ネットでチェック・インを済ませた人たちが荷物を預けるだけの隣の列も全然進んでいない。さすがに皆がイラつき始めたころ、スタッフがやってきて、隣の列で「4時のパリ行きのお客様はいますか?」

「はい!はい!4時だよ!!」と私が手をあげると、周りで「オレも!」「私も!」
すると「あ、そっちはいいから」の一言。何がいいっていうんだ!さすがに皆、その一言にブチ切れ!

結局隣の列のカウンターも開放して、4時のフライトの乗客を優先してチェック・インを進めたけど、こんな状態だから客もスタッフもイラついている。ささいなコトで揉め始め、
「荷物の重量オーバー分の料金を払いなさい!さもないと乗せないわよ!」
「こんな重量はオーバーじゃないはず!絶対払わないわ!」
おいおい、勘弁してくれよぉぉ(涙)

私のチェック・インの時も、
「ちょっと!2つも荷物を持ってるの?機内持ち込みはひとつだけよ!」
おいおい、さっきまでの客は2つも3つも持ってたぞ。
「こんなの紙袋だからさぁ」「ダメよっ!」
あ〜っ!もうっ!あとでバッグの方に全部入れるよ!と適当にかわして(とても入る余裕なんてないけど(苦笑))大急ぎで出国ゲートへ。すると出国ゲートもすんげえ行列!なんなんだよ、一体(涙)

「4時のフライトです!あと30分しかないんです!」と係員に言って列に割り込み、後は一直線に搭乗ゲートへ。

待ち構えていたスタッフたちに「お一人ですか?お連れはいないですね!?すぐに乗って!」と急かされて飛行機に乗り込むと、すでに上の荷物入れはパンパン。機内持ち込みはひとつじゃねえのかよっ!

結局、飛行機は15分ほどの遅れで済みましたが、機内アナウンスでも「ヒースローでの混雑をお詫びします」とか言っていた。一体何があったんだ??おかげで売店や免税店で何も買えなかったよ。

そして到着したシャルル・ドゴール空港では、成田行きまでの5時間、ほとんど椅子に座ってボ〜っとしてました。免税店を見る気力もない・・・

でもドゴール空港は有名な建築デザイナーが設計したそうですが、この全面アクリルの建物はとにかく寒いっ!パリ経由の時は間違ってもコートを預けちゃいけない。皆、コートにくるまって寝てましたよ。

そして夜11時25分に成田行きは出発し、11時間ほどのフライトの間はもうグーグー。ついに燃料切れ?

定刻通り夜7時に成田空港に到着し、これまたスムーズに東京駅にたどり着けたので、夜行バスはキャンセルして新幹線で名古屋まで帰りました。あんなに感動させたのに、悪ぃな、デイブ(笑)

ほんとに楽しい1週間でしたが、帰国したら体重が1キロへってました。友人に「『追っかけダイエット』って本でも出して一儲けしようかな?」と言ったら、「それはね、3度のメシより好きなものがある人にしかできないダイエットでしょ?」って言われちゃいましたよ。確かに。メシよりフューチャーヘッドでしたからね。チッ、やっぱり地道に次の旅費を貯めるしかないのか(苦笑)

出発前

結局またしてもUKツアー
(その1)(その2)

12月6日

埼玉、ロンドン、パリ、ノリッジ

12月7日

THE FUTUREHEADS
in NORWICH
(その1) (その2)

12月8日

THE FUTUREHEADS
in CARDIFF
(その1)(その2) (その3)

12月9日

THE FUTUREHEADS
in CHELTENHAM
(その1)(その2) (その3)

12月10日

コッツウォルズ観光
(その1)(その2)

12月11日

THE FUTUREHEADS
in KINGSTON (LONDON)
(その1)(その2) (その3)

12月12日

THE FUTUREHEADS
in SHEFFIELD
(その1)(その2)

12月13日/14日

帰国

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