今日はのんびりと5時過ぎにライブに向かいました。ショッピング・ストリートを抜けたところにある今日の会場「DAKOTA」に着くと、あれっ?こんな時間でも誰もいないの?(苦笑)ちょうど出て来たツアー・マネージャーに、「もう来たの?早いよっ」なんて言われてしまい、私としてはゆっくり来たつもりだったんですけど・・・。
そこにちょうどバリーとロスが帰ってきました。「よおっ!来たなっ」ってな感じで声をかけてくれる二人。
で、ロスと少し話をしていて、
「明日はロンドンに行くの?」と聞かれ、
「ううん。コッツウォルズに来たのは初めてだから、明日はこの辺を観光するよ。そういえば明後日のロンドンのライブは何時頃に終わる予定なの?」
「ん〜っ、そんなに遅くないと思うよ。9時とか10時じゃないかな。その前のインストア・ライブが確か5時か6時だから。」
「あれ?インストアは7時じゃなかった?」
「そうだっけ?ダメだな〜、オレ。全然スケジュールを把握してないぞ。『しっかりしろっ!ロスっ!』」って自分の頭を叩いてました。
「帰りの時間が心配なんだ?ツアー・マネージャーはロンドンに住んでいるから、彼に列車の時間とか調べておいてもらおうか?」
「えっ?それは大丈夫!自分で調べられるから。だから終わる時間が知りたくて。」
「そうか。じゃあ聞いておくよ。」
と言ってくれたものの、その後でロスに会わなかったので結局分からなかったけど、あれこれと気を使ってくれて、ロスってほんとに良い奴だぁ(え?他の3人?彼らなりにとても良い奴らです(笑))
この日の会場「DAKOTA」は、日本でも見かけるキャバレーを改造したクラブみたいな雰囲気。真ん中にバーがあって、周りにはボックス席、そして隅っこに小っさいライブ・スペースがあるだけ。昨日まではクアトロ・クラスとすると、今日はほんとにライブハウスって感じ?一応400人限定ですが当然チケは売り切れてません(苦笑)つ〜か、私、ヘッズさんのドサ回りツアーにつきあってんのか?なんて考えがフトよぎる(汗)
いやいや!ロンドンやマンチェスターなんて都会のホールでのライブばかりじゃなくて、こんなド田舎(失礼)でのライブもいろいろ新鮮で楽しいモンだ。
「一番搾り1パイントねっ!」と
注文するヤツがいるのか?
なにしろこの会場もあんまりライブ慣れしてないみたい。
ステージが10cm程度の高さしかなくて、しかもなぜかその一角を仕切って演奏用ステージにしてある。つまり前の方を陣取った人たちはステージに乗っちゃう状態なので、これではいくらメンバーの背が高くても、後ろの人たちは全然見えないよなぁ(苦笑)
しかも最初はその柵がただ置いてあるだけ。おいおい、これじゃ客が押したらステージがどんどん小さくなっちゃう(笑)なのでさすがにマネージャーが床にボルト留めさせてました。
さらにステージ用スポットライトをとりつけた三脚が客席のど真ん中に置かれていて、いくらなんでもこれは危険だろっ(汗)ライトってメチャクチャ熱いんだよ。こんなモンがもし客の頭上で倒れたら・・・。なのでこれもマネージャーが安全な場所に移動させてました。
で、お客さんもずいぶん入った頃にメグちゃんがやってきました。
午前中にカーディフ城を観光をしてからチェルトナムに来たそうで、
「カーディフ城で会う人達が皆すっごい良い人たちだったのよ!も〜っ!ウェールズ人って本当にいいわぁ!」
「あれっ?昨日、カーディフは大嫌いだって言ってたよねぇ?」
「ううん、もう大好きっ!」
素直な子だ(笑)