今日もまずはLove BitesとJohnny Foreignerのライブ
そして「ハロ〜っ!チェルトナムっ!」とフューチャーヘッズが登場!
いきなり3rdアルバムの「Beginning of The Twist」と「Broke Up The Time」の新曲でオープニング勝負!ブイブイ飛ばしていきますなぁ!
柵がジャフの真ん前にメリ込んだようなヘンな形のステージになっていたので、そこの柵とスピーカーの間に潜り込んで見ていたら、2、3曲目にロスと目が合った瞬間、「あっ!そんなトコにいたのかっ!!」と目線で怒られました(笑)
昨日と同様に新旧バランス良くとりまぜた感じの選曲でガンガンと飛ばしてくる。こんなのどかな地域のお客さんだからおとなしいんじゃないかとの予想してたのに、おおっ、かなり押してくる(汗)後ろにいたメグちゃんはバンバンと押し返してるっ。
押されて押されて気がついたら、うわっ、真横にジャフがいる!こんなに近くては反対に彼を見てられないよ(苦笑)でも、真横にジャフ、目の前にバリーとロスが並んでるなんて、ちょっと面白い。地方ライブならでは?
「柱の向こうのみんなっ!そんなトコでゴメンね。ちゃんと見える?」なんて、ここでも気を使うロス(笑)
みんながジャフの目の前に携帯を突き出して撮影するから、ズラっと並んだ携帯がおかしくて、同じように撮影するマネをするジャフ。
バリーは・・・相変わらずカッコいいですよ(笑)また嫁Tシャツ着てますが。
デイヴは・・・相変わらずの不思議ちゃん。突然モソモソと何か言い出すからバリーとロスが苦笑してました。
そしてひさびさにジャフ・パートを合唱した「Hounds of Love」!
「最後の曲だよ!」と、全員がデイヴの前に集まって身構える。ドキドキ!ところが、またデイヴがヘンなこと言ったのか、全員が苦笑い。でも一瞬の緊張感の後、「ダンっ!」の一撃で始まる「Man Ray」!かっこいいねぇ。
そしてアンコール!
バリーがマイクに向かって「tu tu tu tu・・・」とつぶやく。
そっ、それって・・・もしかして?もしかしてっ!?
そこでロスの雄叫び!
「WHAT A PIECE OF CRAP !!」
ピース・オブ・クラァァァップ!!(拳振り上げっ!)うぎゃあっ!!「PIECE OF CRAP」だあっ!そこからは大騒ぎしてて記憶が残ってません(苦笑)
と、とっても新鮮で楽しいライブでした。
そしてライブ後はメグちゃんと「帰って行く時、バリーの生お尻がちょっと見えたみたいなんだけど・・・」「うっそ〜!!」なんて話で盛り上がり(笑)なんでこんな会話なら英語がスラスラと通じちゃうんだろう〜(苦笑)
ライブ後は普通のパブと化した会場の一角でそんなバカ話をしてると、ジャフとデイヴが一杯引っかけにやってきました。ジャフはすぐにカウンターの酔っぱらいにつかまり、デイヴはビールを持って私たちの席へ。で、PAスタッフも交えてちょっとした打ち上げ状態に突入。
とはいえ、メグちゃんのマシンガン・トークに口を挟む英語力はなく、またタジタジしてるデイヴと迫るメグちゃんの会話を笑って聞いてましたが、いきなりデイヴが「日本へは香港経由で帰るの?」
私:「え?香港?」
メ:「あっ、私が香港経由で来たからよ。ちがうわよ、デイヴ。パリ経由よね?しかも聞いた??東京に着いてから6時間かけてバスで帰るんだって!!」
デ:「えっ!?マジで??」
私:「うん。夜行バスでね。しかも帰りはシェフィールドからロンドンに行って、そこからパリ、そして東京、それから6時間の夜行バスだよっ。」
デ:「マジかよ〜。信じらんないよ〜。そこまでして俺たちのことを見に来てくれるなんて〜」
と、またハグハグしてきそうな勢いの酔っぱらいデイヴ(笑)
はいはい、フューチャーヘッズのライブを見るためならそれぐらい平気ですよっ。
しかしメグちゃんは相当の酒好き。私だけ飲んでいなかったので「何か飲まない?買ってこようか?」とデイヴが言ってくれたのですが
私:「あっ、飲まないから。」(時差ぼけが残っている時にアルコールはね・・)
メ:「でもね、彼女は『ニューカッスル・ブラウン・エール』が好きなんだって!」
デ&PAくん:「え〜〜っ!!」
えっ?えっ?なんでそんなに驚くの??フツーのエール・タイプのビールでしょ?
デ:「ニューカッスル・ブラウン・エールはね〜あれを飲むとケンカしたくなるんだよ。」
PAくん:「そうそう!あれは殴り合いをする為に飲むようなもんだよ!」
え〜っ!?あのビールはご当地ではそんな扱いなの?(フューチャーヘッズの出身地サンダーランドはニューカッスルの郊外なのです)そんなに悪酔いするビールとも思えないけど・・・。なんにしろ、あまり女性が好きだとは言わない方がよさそうなビールってコトなのかな?
と、もう少しそれを詳しく聞こうかと思ったトコで、「デイヴ!そろそろ帰るぞ!」とジャフ。そしてツアーバスに乗り込むデイヴやスタッフたちとお別れしました。
そして、ジャフと飲んでたニイちゃん2人と次の店に行くというメグちゃん。彼女と一緒にライブを見るのは今日までだからちょっとつきあいますか。
静かになったチェルトナムの街を歩きながら、そのニイちゃんの1人が、
「どうやって日本でフューチャーヘッズなんて知ったの?」
「ライブを見たのは、彼らが日本のフェスティバルに来た時なんだけど」
「おっ!サマーソニック・フェスティバルでしょ!?」
「残念!フジ・ロック・フェスティバルだよ。」
「え〜っ、そのフェスは知らないなぁ。」
えっ?フジのが海外では有名だと思ったのに意外。もっともこのニイちゃんはJohnny Foreignerと知り合いのようだったので、それで彼らが出演したサマソニを知ってたのかも。
なんて話をしながら歩いていたら、あれ?私のホテルとは反対の方に行っちゃうの?
「パブはすぐそこよ」と言うメグちゃん。ロンドンなら夜中1時でも賑やかなので割と平気ですが、このチェルトナムはほんとに人がいないのです。こんな中を一人で歩いて帰るのはちょっと心配。メグちゃんは少し遠くのホテルなのでタクシーで帰ると言ってたけど、私のホテルはタクシーでは近すぎ、歩くにはちょっと距離があるからキビしいなぁ。
なので残念だけどここでメグちゃん達とお別れしてホテルに帰りました。2日間、楽しかったですよっ。まだどこかのフューチャーヘッズのライブで会おうね。
さて、ヘッズさんの単独ライブを見るのはここまで。あとはクラブ・ライブです。明後日のロンドンのライブをどうするか悩んでいたけど、やっぱりフューチャーヘッズのライブを見ると、もっともっと見たくなるっ!
よしっ!どんなに遠かろうが、帰りが遅くなろうが構わんっ!ロンドンのライブに行くぞっ!