Nov 2001 - RKC vs Feyenoord観戦にオランダへ
12月3日 帰国
帰国の飛行機はお昼なのでチェック・アウトぎりぎりまでのんびりと荷造りをしました。ペトロにサインしてもらったレプリカもバッグに押し込み、そして10時頃に中央駅へ。
空港行きの列車をホームで待っているとアナウンスが「スキポール」「a」「b」とか言っている。中央駅は例えば同じ14番ホームでも中央から「14a」「14b」と別れていて、それぞれから別の行き先の列車が出るのです。「まさかホームが変更に?」と思い、プラットフォームの反対側へ行くとやっぱり列車が止まっていた。でも列車の表示は「アムステルダム中央駅行き」になっている。車内の表示も同じ。車内で人に聞いてみても「たぶんスキポール空港へ行くんじゃないかなぁ」とか言って笑ってる。オイオイ大丈夫か。
でも列車は無事スキポール空港へ到着。チェックインではアメリカ人だけ別のカウンターでのチェックインで「ああ、そういうご時勢だったんだな」と思い出しました。
そして免税店でお土産の買い物。昨日食べた「ガーリック&ハーブ」のチーズやヤギのチーズを買って、そして「今月のお勧めチーズです。どうぞ!」と差し出された3年もののゴーダ・チーズを試食すると、んんまいっ!!迷わずカゴに入れてしまったけど、これひとつで700g・・・チーズって重たいんだよね(帰宅して免税店の買い物袋を体重計に乗せてみたら6キロあったよ・・・)
そして雑誌売り場で、そこにあったサッカ−雑誌を手当たり次第に購入して、出発ゲートへと向かいました。
出発ゲートにはもうKLMの飛行機が待機していました。あと数時間でオランダともお別れ。たった10日間なのに、ずいぶん前に日本を出たような気もするし、あっという間だったような気もします。
いろいろと大変だったけどペトロに会えました。ペトロがオランダで元気にやってるのを見られて、本当に来てよかったです。この先、またペトロに会えるかもしれないし、もしかしたら会うことはないのかもしれない。とにかく、これからもがんばれよ!
なんて、独りでメランコリックな気分に浸っていたら、
「そんな、かなわんな〜!」
いきなりゲートに響き渡る関西弁!何事かと振り返ると、げげっ!関西人のおばちゃんの団体!!そうか!関空行きのフライトだからお客さんのほとんどが関西人なのか(汗)飛行機にも乗っていないのに、オランダから吉本新喜劇に引き戻されたような気分。恐るべし、関空!
とにかくっ!
気を取り戻してさっき買った雑誌をパラパラと見ていると、おおっ!ペトロの写真!ペトロのインタビューみたいだっ!買っておいて良かったぁ!(読めないけどね。)サイフを見るとまだかなりの小銭が残っていました。小銭は日本では両替できないし、ちょうどこの雑誌を買う分くらいある。よっし!友達へのお土産だ!と、雑誌売り場へと戻ったのですが、こういう時に限ってレジで「なんでドルで払えないの?」とか延々とごねているオヤジがいたりするんだよねぇ。
やっとゲートに戻った時は搭乗が始まっていました。
帰りの飛行機はほどほどの混雑で、ちゃんと映画も上映されましたよ。
朝9時、無事に関空に到着。また税関のおニイさんに「え?お一人でオランダですか?・・・・あの、マ○ファナなんか買ってきてませんよね??」と、とっても単刀直入に質問されてしまいました(苦笑)
そこからは列車を何度も乗り継ぎ、最後はタクシーでやっと我が家へ着きました。荷物やお土産を整理して、それから洗濯。1週間お世話になったガイドブックを図書館に返しに行き、そして夕食の買い物。いきなり主婦だ(笑)
夜になってダンナさんがご帰宅。
「お帰り」と、ダンナさん。
「ただいま」と、私。
10日間のオランダ一人旅はこうして終わりました。
自分へのお土産