Nov 2001 - RKC vs Feyenoord観戦にオランダへ

12月1日 ふたたびヴァールヴァイクへ part1

朝、チェックアウトにフロントのビルに向かうと、私の顔を見るなり「おはよう。ちゃんと部屋に戻れた?」と笑っていました。夕べのことは忘れて(涙)

今日のRKCの試合は土曜日なのになぜかナイトゲーム。今回は急ぐ必要もないので、午前中はロッテルダム観光をすることにしました。

当然、まずはフェイエノールトのスタジアムへ。前日のVVVでもスタジアムへは23番のトラムで行けると教えられたし、駅前の看板にも「23番のトラムでスタジアムへ行こう」なんてデカデカと書いてある。でも23番のトラムの乗り場がない??路線図にも載ってない。どうして??

交通案内所の窓口にいたオヤジに聞くと、「23番はサッカーの試合のある日しか走らないよ」と言われてしまった。え〜っ!「じゃあ、デカイプ・スタジアムへはどうやって行くの?」と聞くと、「デカイプ」という言葉に反応したのか、いきなりオヤジはニヤリと笑い、まるで秘密のことを教えるみたいにこっそりと「○○番のバスで行きなっ」と教えてくれました。

教えられたバスに乗り、伸二がプレーしているスタジアムへ。

ロッテルダムを南に下り、有名な正方形が傾いた形のマンション「キューブ・ハウス」を通り、港を渡った下町っぽい住宅地の向こうにデカイプ・スタジアムがありました。小雨の降る朝だったこともあり人通りもなく、スタジアムはデカいけれどもひっそりとしてました。


フェイエノールトのホーム・スタジアム

PSVのようなショッピング街もなく、正面には巨大な「Stadion Feyenoord」の文字がかかげられ(そう、「フェイエノのスタジアム」なんですね)まさに徹底して「スタジアム」な雰囲気。そんなスタジアムの横には臨時のトラム乗り場が何列もあって、今は誰もいないのに試合の日の混雑が目に浮かんでくるみたいでした。

sそして次は観光へ!街に戻るバスに乗ってさっき見たキューブハウスのところで下車しました。

キューブハウスは、転がる途中のサイコロのように傾いた立方体が並んだマンションです。隣にはエンピツみたいな建物も立っていて、とにかくヘンテコなモノがごく普通の駅前の風景の中にある。ロッテルダムという街は、とても古い雰囲気の建物の向かいに近代的な橋がかかっていたりして、ごちゃまぜな所がイギリスのマンチェスターに似てるかも。


傾いた正方形の部屋が並ぶキューブハウス

そして、それから向かったデルフスハーフェン(Delfshaven)が、その際たるものでした。


再建されたデルフスハーフェン

戦争で破壊されてしまったロッテルダムで、あえて17世紀の街並を再現した通りだそうですが、確かにアンティークな街並で風車や古い帆かけ船もあって綺麗。しかしその通りを一歩出るとチープな日用品を売る店が並んだ下町の商店街があって、なんかとても奇妙な感じ。

風格さえ感じるキンデルダイクの風車を見た後では、ここの風車はなんだかとってつけたような・・・。でもこんなアンバランスさがロッテルダムなのかも。

Nov 2001 RKC vs Feyenoord観戦

  • 11月29日 RKCの練習見学、そしてアイントフォーヘンへ
    Part 1Part 2
  • 12月1日 ふたたびヴァールヴァイクへ
    Part 1Part 2

ペトロヴィッチを追いかけて

Nov/2001

Nov/2002

May/2004

おまけ

番外編

その時々の興味のおもむくままに出かけた旅行記も書いていますので、良かったらどうぞ!

アラビアのロレンスを追って

”アラビアのロレンス”ことT・E・ロレンスにハマリ、彼の足跡を追って、ロンドンの回顧展から中東シリア、ヨルダンを旅してきました。こちらからどうぞ→

THIS CITY IS HERE FOR USE■UKライブ日記

UKポスト・パンク・バンドのTHE FUTUREHEADSにハマり、彼らのUKツアー追っかけから、毎年のように出かけるロンドンでのライブ日記を書いてます。こちらからどうぞ→

DEFINITELY A MADMAN WITH A BOX

イギリスBBCが放送するSFドラマ「DOCTOR WHO」にハマり、イギリスでのファン・イベントに出かけた旅行記や、英国俳優ベン・ウィショーの舞台観劇レポなど、UKドラマや映画、舞台について書いています。こちらからどうぞ→

このサイトに関するご意見・ご希望は
管理人のきちっちまで