Nov 2001 - RKC vs Feyenoord観戦にオランダへ

11月27日　アムステルダム2日目

今日も良い天気なので遠出も考えましたが、でも今日中に買っておきたいものがありました。それは自転車の荷台につけるバックです！アムステルダムはとにかく自転車だらけで、そしてその自転車の多くが、後ろの荷台の両サイドに垂らすタイプのバッグをつけているのです（サイクリング用の本格的なのではなく新聞配達のようなラフな感じ。）そんな自転車が行き交うのを見ていると、無性にそれが欲しくなってしまったのです。

日用品を売っているところで探した方がよさそうだと思って、中心地を少し外れた路上マーケットへ出かけました。下町風の雑然とした通りに食料品や安い衣料品、電化製品などいろいろな屋台が並んでいて、その中に自転車の並んだテントがありました！奥には自転車ショップがあり、わぁ！探していたバッグもいっぱい並んでる！

店に入ると、おじさんが出てきて丁寧に説明してくれました。結局キャンバス地のカバンを40ギルダー（約2000円）で購入。しかしなぜか値段が２種類書かれているので不思議に思っていると、「Eがユーロ、flがオランダ・ギルダーだよ」と教えてくれました。

ご存じの通り、オランダは2002年になってからユーロ通貨に切り替わりましたが、この時期にはすでにあらゆる値段が２種類表記されていて、どちらの通貨にも慣れていない旅行者としては、なかなか大変でした。

自転車だらけのオランダ

意外とあっさり目的のものが手に入ってしまい、そこからゴッホ美術館が近かったので、のんびり歩いていきました。ゴッホは好きだし美術館は座ってボーッとしてられるしね（笑）

ところが美術館に着くと、中学生くらいの子供の団体がウジャウジャ・・・。絵が見たくても、前に子供を集めて延々と説明しているから見えないし、あらゆる椅子も占領されてる・・・。ほとんどの子供がろくに説明なんて聴いてなのに、ああいうのってなんか意味あるのかなぁ。よけい疲れてしまいました。

美術館から出ると、まだ２時なのに太陽がすいぶんと低くてもう夕方の雰囲気に。オランダは北の国なんだと改めて実感しました。もう少し北へ行けば白夜の北欧・・・こんな時期にこんなトコに来ている私って何なのよ！？（苦笑）あっ！こんなことになってしまった原因のヴァールヴァイクのホテルを予約しないとっ！

前夜、ホテルのフロントでホテル・ヴァールヴァイクの電話番号を調べてもらっておいたので、公衆電話から電話してみると、あっさり「明日は満室です。」それはやっぱりフェイエノ戦のせい！？でも、「近くにもうひとつホテルがあるから聞いてみたら？」と「ハイブルーム」というホテルの番号を教えてくれました。

どんなところか分からないまま電話してみると、電話に出た男性の明るい対応に「良さそうかも・・・」とあっさり決めてしまいました。相手の名前を聞くと「僕はヤンだよ。じゃ、明日待ってるからね〜」とひたすら陽気。ある意味ちょっと不安（笑）

夕食はフローム＆ドレースマン(Vroom & Dreesmann 通称V&D)というデパートの中のレストランで。レストランと言っても、 実際に並んだ料理からチョイスできるのでメニューがオランダ語でも平気だし、その上、安くておいしかった！一人旅は食事に困るものですが（一人で高いレストランに入るのもねぇ・・・）ここは気楽に入れるのでお勧め！

すっかり暗くなってホテルまで歩いて帰ると、ホテルの近所にも「コーヒーショップ」が何件もあるのに気がつきました。そうなんです、オランダで「コーヒーショップ」とは「カフェ」ではなく「マリ○ァナ・バー」なのです（オランダでは、コーヒーショップの店内で使用する限りはマリフ○ナは合法なのです。そして、だからこそ入国審査で「ドゥ・ユー・スモーク？」と聞かれた訳です。）

最初に街で見た時は「こっ、これが噂のコーヒーショップ！！」とドキドキしちゃったけど、実は街のいたるところにあるのが分かったので、もう感動しない（笑）しかし一口に「コーヒーショップ」と言っても、さまざまなタイプがあり、インターネット・カフェや酒場風な店、そしてホテルの近くにあったのは昔のカフェ風で、そこで静かに新聞を読みながら煙をくゆらせている人なんて、ちょっと良い雰囲気に思えちゃう。もっともタバコすら吸えない私には結局縁のない店でしたけどね。

さあ、明日はついにヴァールバイクでペトロの試合です。早く寝なくちゃ！（だから時差ボケが直ってないぞ！？）