Nov 2001 - RKC vs Feyenoord観戦にオランダへ
11月25日 アムステルダムは雨
前日はシーズン最終戦レッズvsグランパスを駒場スタジアムで観戦。
地元グランパス・サポーターの友人たちに「レッズが負けてくれればウチは3位だから」とか、「いくらなんでもレッズに負けたらヤバイよ」とまで言われてましたが、とにかく最終戦は勝って、これで心置きなくオランダへ出発っ!
翌日、12:05出発のKLMオランダ航空に乗るため、名古屋空港に到着すると、すでに出発ラッシュが終わっていたとはいえ、とにかく空港に人がいない・・・。テロ対策のため出国に時間がかかると言われていたのに、荷物検査も出国手続きにも誰もいない。
そしてアムステルダムへ向かうフライトは、さらに人がいないっ!
おかげで4人分の座席を占領し、約11時間のフライトを快適に過ごせましたが、しかし食事は1種類のみ、トイレには化粧水などの備品がありませんでした。経費節減なの?そして極めつけには、(ウソか本当か解りませんが)「エコノミーはモニターが故障中」のため映画や音楽のサービスが一切ありませんでした。確かにこんなサービスより寝転んでいられる方が嬉しいですけどね(しかしこんな努力の甲斐なく(?)この旅行の直後、オランダー名古屋便は運休になりました。)
そしてアムステルダム・スキポール空港には予定通り、現地時間の夜6時に到着しました。数少ない乗客もここから他のヨーロッパ都市へと向かってしまったのか、実際にアムステルダムに降りたのはほんの数人。寒くてチューリップも咲いていない時期のオランダに来る観光客なんて確かにいないかも。
おかげで入国審査では「本当に観光か?」と詮索されたあげくに、ニヤッと笑って「ドゥ・ユ−・スモーク?」と聞かれ、後でその意味に気づいたけれど、オランダに来るのはそんな目的のヤツばかりなのか?!
それから鉄道でアムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal Station)に到着。駅を一歩出ると、目の前に広がってたのは、雨にぬれたレンガの道を走るトラム(路面電車)、夜の街灯に水面が光る運河、古き良き大陸のヨーロッパの街といった趣きの街並。思わずためいきが出るような夜のアムステルダムでした。
しかし、感動にひたる間もなく、そう!アムステルダムは天気予報どおり雨だったのです。ホテルに向かう間ですっかりズブ濡れになりました。
運河の街 アムステルダム
近所で買ってきた夕食をホテルの部屋でとっていると、テレビでは「アヤックスvsPSV」の試合を放送してました(オランダで見るオランダ・リーグの放送の画面はとてもきれいだった。なんでGAORAはあんなに見にくいんだ?!)試合後にはPSVのケジュマンがインタビューされてました。
ユーゴ代表であり、昨年のリーグ得点王のケジュマンは私のお気に入り選手なので、ちょっと興奮。しかしアップで見るケジュマンの顔はとにかくスゴかった(笑)なにがスゴイって、口も鼻も目も異様にデカイっ!でもケジュマンがオランダ語で喋っているのを観ていると「オランダに来たんだなぁ」と、ほんの少しだけ実感が湧いてきました。