May/2004 ペトロヴィッチ引退記念試合 in オランダ
5月20日 ペトロ引退記念試合 part 1
今日はペトロの引退試合ですが、その前に行きたい所がありました。それは「キューケンホフ公園」です。
オランダでもっとも有名なチューリップなどの花の公園です。前回は真冬で休園中でした。でも今年は偶然にもこの5月20日が開園期間の最終日だったのです。オランダに2度も行きながら、キューケンホフに行ったことがないなんて、横浜国際に行きながらラーメン博物館に行ったことがないようなもの!(実際、行ってないけど・・・。)ともかく、せっかく最終日に間に合ったのだからぜひ行ってみたかったんです。
なので朝6時過ぎにホテルをチェックアウト。
宿泊料金をカードで支払おうとすると、
「現金は持ってない?今日はホリディだからこんな早朝だとカードが通らないかも」
と言われ・・・何!?今、「ホリディ<」って言った??
「そう、今日はホリディだよ。だからもし今から空港に行くなら電車はやめたほうがいいよ。本数もないし特急もないから。ホテルのシャトルバスに乗る方がいいよ」
なんてこった〜っ!!オランダは分からないけど、イギリスでの経験からすると休日の移動は最悪です。普段なら3時間で行けるようなトコロが5時間かかったり、1時間に1本あるはずの列車が2時間に1本しかなかったり・・・。
そうなるとキューケンホフも早く切り上げて、早め早めに移動したほうがいいな・・・なんて考えていると・・・
さっそくトラムがこないじゃないかぁぁ!!!!
時刻表を見ると、日・祝日の始発は7時半・・・・これじゃ駅まで歩いた方が早いよぉ(涙)
早朝のひっそりしたアムステルダムを汗だくになりながら荷物を引きずって中央駅へ。こんなコトならやっぱり駅前のホテルにしておくんだった・・・。
アムステルダム中央駅から列車で約30分でライデンへ、そこからバスで30分ほどでキューケンホフに到着しました。バスはホリディのせいかガラガラでした。
帰りのバスまでは1時間半ほど時間があったので(駅への始発バスは10時半でした(苦笑))さっそく中にはいりました。
オランダのチューリップは最盛期は3月頃らしく(寒い地方なんだから日本より遅いのかと思ってました)5月は時期外れでしたが、それでもあちこちできれいにチューリップが咲いていました。
それにしてもここのチューリップは巨大だっ!丈が5、60cmもあって、八重咲きの花なんて「お前、ほんとは牡丹だろっ!」とつっこみたくなるようなデカさ。そして花が重いのか茎もグニャグニャと好き勝手に曲がっている。日本の小さくてピンッ!としたチューリップにくらべるとワイルドです。
そんなきれいで広大な公園を時計を気にしながら早足で散策するなんて悲しい。でも本来の目的はなんだ!?そう、ペトロだ!さぁ、ヴァールヴァイクに行くぞっ!!!
バスを待っていると、駅からやってきたバスは超満員でビックリ!さらに駅に帰ると、公園行きのバス停にはすごい人の行列が!空いていたのはホリディだからでなく、単に早朝過ぎたのね・・・この人たちが今から休日を楽しもうとしている時間に私は帰ってきたんだ・・・。むろん、帰りのバスもガラガラでしたよ・・。
ライデンからはユトレヒト行きの列車があり、30分ほどでユトレヒトへ。列車の中から空をみると、少し雲が多くなってきたような。もう大宮戦の時のような雨はイヤだよ〜。
思ったよりスムーズに来れたので、このユトレヒトの駅で買い出しをしました。ジュースや水、昼や夜食用のサンドイッチ、そして花屋さんがあったので、ペトロへの花束を買うことにしました。
男性にあげる花束って悩むなぁ。可愛いくても地味でもいけない。でも深紅の花と明るい小さな向日葵の花が紺色の紙でラッピングされた花束をみつけました。これならペトロっぽいかな?
スタジアムに持っていかなければいかない(それに今から荷物といっしょに列車とバスを乗り継がなければいけない)のでコンパクトにしてもらおうと、
「茎を短くカットして、プレゼント用にラップして」と頼むと、
「OK!」と、いきなり茎をはさみでザクッ!そのまま根元をくるりと紙でくるんで、リボンをポンとつけて、できあがりっ!
夜までに枯れそう・・・(苦笑)