今日はライブがないので思う存分ロンドン観光ができます。なので、ダンナの要望でまずは西ロンドンのブリック・レーンに行って、その後でまた昨日行ったサウスバンクに行くことにしました。
去年の11月の私のロンドン旅行の後、ダンナに
「ブリック・レーンがすんごい変わってたよ。小さなショップがいっぱいあって、オシャレな街になってた。」と報告すると、
「え〜っ??」と、半信半疑。
だから今回の旅行が決まると、ずっと「ブリック・レーン!ブリック・レーン!」と、うるさいこと(苦笑)
ブリック・レーン(Brick Lane)の最寄り駅はリバプール・ストリート駅ですが、そこまで直接行くバスがなかったので、適当に乗り継ぎしながら行きました・・・って、そこまでしてバスを使うのか?という感じですが、私が単に地下鉄が苦手で、それにバスは景色も見れるし、ロンドンのバスはとても便利なんですよね。なので、今回の旅行では結局2回しか地下鉄に乗りませんでした。
へんなムシを書かれた標識
「さあっ!ブリック・レーンに行くぞ!」
「でもさぁ、あの辺りは確かに最近新しい店が増えているけど、ブリック・レーン・マーケット自体は相変わらずの日用品マーケットだよ?」
「いいのっ!とにかくブリック・レーン!」
はいはい。
ブリック・レーンに到着すると、やっぱり安い(というか、はっきりいって安物の)衣料品や電化製品などを売る屋台がズラっと通りに並んでいます。
「ほらぁ、やっぱりこんなモンだよ。」
「いいのっ!この辺は変わってないねぇ。」
何を喜んでいるんだか。
それにしてもこういうマーケットには意味不明な人がいて、路上で三つ又コンセントだけ数個並べて売っている人とか、これで生計が成り立っているのか?
そして「ラフ・トレード・レコード」のイースト店へ。
今回は日曜日のせいか、お店の中も外も人が大勢いてなんだか賑やか。最近はCDなんて通販で購入してしまうし、イギリスはとにかくCDが高いのでラフ・トレに来ても買い物はほとんどしませんが、でもお店に来ると知らなかったCDを見つけたり、お勧めのCDを試聴したり、やっぱり楽しいね。
ROUGH TRADE EAST
そしてお店を出ると、うぎゃっ!?なんだこの混雑はっ!?
え〜っ、週末だとこんなに大勢の人たちが訪れるんだ(汗)カムデンやポートベローよりはずっとマシだけど、それでもビックリ。
日曜日のブリック・レーン
そしてあちこちに露天やインドア・マーケットができていて、いろんな国の料理の匂いや音楽が流れてくる。
「なんだか以前のポートベローみたいな雰囲気だねぇ。」
「ウソみたいだなぁ。昔はほんとに怖い地域だったのに。」
と、キョロキョロしながら歩いていると、
「あっ!ベーグルを売ってる!」
日本でもポピュラーになったドーナツ型のパンですが、東ロンドンは以前からベーグルの店がたくさんありました。でもオシャレなイメージとはほど遠く、店に山積みにされた50円くらいのベーグルを次々と紙袋に突っ込んでくれます。以前この辺りで食べたベーグルが、日本のアメリカン・スタイルと違い、小さくてとにかくあごが痛くなるくらい固い!でも噛めば噛む程甘みがジワ〜ンと広がってメチャクチャおいしかったぁ。しかし、イギリスもアメリカン・スタイルが主流になってきてるみたいで、なかなかその味に出会えなくなってます。
屋台で売ってた天むす(笑)
だから久々のこの東ロンドンのベーグル!
と、期待して列に並んでいたら、あっ・・ここもアメリカン・スタイルだ・・・残念。でも私はクリームチーズとサーモン、ダンナはターキーのサンドにしてもらい、うん!これはこれでおいしいや。
ブリック・レーンで見かけたオヤジ。かっこいい〜
「おもしろかったね」
と、この街の変化を満喫してリバプール・ストリート駅に戻ると、
マーケットを訪れる人たちで駅周辺もすごい人(汗)この駅は元々ロンドンのオフィス街へのアクセスに使われているので、週末なんてほんとに閑散としていたのになぁ。
「一緒にロンドンで遊んでた友達にメールしよう!いや〜すげえ変わっちゃったんだなぁ。」
と、まじまじ驚くダンナでした。