そんな訳でオックスフォードとカーディフへの交通手段を手配しておかないと。
コーチ（長距離バス）は安いけど、時間や体力を考えるとやっぱり列車だなぁ。もしコーチを選ぶと、カーディフからの帰りは朝６時に出発して４時間もバスに揺られ、さらにその夜に12時間も飛行機に乗るのかと思うと・・・考えるだけで疲れちゃう。
イギリスの鉄道料金はかなり高めですが、ピーク時間を避けた列車を早めに予約すると、格安のチケットが購入できます。私はこれまで乗り放題切符（ブリットレイル・パス）を購入したり、当日に往復切符を買ったりと、こういう割引チケットを購入したことがありませんでした。
まずは「National Rail Enquiries」というサイトで時間や料金を調べます。
現在のイギリスの鉄道は、いくつもの会社に分割・民営化されて非常に複雑になっているそうです（昔は国営のBritish Railだけでした。）でもオックスフォードもカーディフもFirst Great Westernという会社が運行していたので、さっそくこの会社のサイトで予約を・・・と思ったら、またも予約ができない〜っ！なんでぇぇ！！
まず会員登録をして、そしてチケットを購入しようとしたのですが、そこでなぜか住所の入力画面が出てきてしまう。予約した鉄道のチケットは、郵送以外にも駅のセルフサービスの発券機で受け取ることができるので、その方法を選択すれば住所なんて必要ないはずなのに。しかもイギリスのPost Code（郵便番号）からしか住所が入力できないようになっているので、どうしても先に進めない。
HELPページを見ると「現在は海外居住者は会員登録できません。ただしすでに登録している方は発券機での受取なら購入できます」と書かれていました。 会員登録はできるんですけどねぇ（苦笑）試しに予約したホテルのPost Codeを入れてみたけれど、なぜかこれでも住所が入力できない。どうなってんだぁ！！
なんだか面倒になって「当日にReturn Ticket（往復チケット）を買おうかなぁ」とも考えたけど、でもカーディフ往復２人分では予約チケとの差額が40ポンド（約8千円）この差はでかいよね（涙）
「海外からでも買えるはずだよ。いろいろ試してみて。」
とKさんにも励まされ、あれこれ試してみました。でもダメだぁ（涙）
なので、いろんな鉄道会社のチケットが一度に買えるという旅行代理店のような鉄道予約サイトでトライしてみると、「おっ！サクサクいくぞっ！」
ところが今度は最後の段階でいきなりエラーになって「予約がとれているか電話で確認してください」だってさ・・国際電話かよ・・・もうイヤぁ〜（涙）
結局それは予約できてなくて、「よし、もう一度だけ！」と、しつこくまた鉄道会社のサイトでトライしてみると、遂に買えたぁぁ！
購入ページでは住所が入力できないのに、My Account（登録情報）のページではフツーに日本の住所が登録できて、あとはサクサク〜・・・あの苦労は何だったんだ・・・。
ともかくこうして無事にオックスフォードとカーディフの往復チケットを購入できました。
ところがっ！！
Kさんによると、ここからがクセもんらしいのです。
なんでも購入した際に届く予約番号が勝手に変更されることがあって、しかも購入者には何の連絡もないんだってさ（苦笑）
なので現地でチケットを発券しようとすると「そんな番号の予約はありません」とあっさり拒否されることがよくあるそうです。その時は窓口で発券できるのですが、しかし同じ目に会った人たちがズラリと行列になり、予約時間ギリギリの時なんて列車に間に合わないコトもあるそうです（で、当然払い戻しなんてしてくれません。）
「出発前にサイトでもう一度自分の予約番号を確認して、そしてできれば前もって発券しておくこと」がKさんからのアドバイスでした。なんかドキドキする（汗）
旅行前から毎晩パソコンの前でバタバタして、すっかり寝不足になってしまいました。は〜疲れた・・・。