2008年5月イングランド旅行記/THE FUTUREHEADS in CARDIFF

5月3日/マーケット巡り&Tindersticks in SOUTHBANK(その1)   

今日はダンナお待ちかねのTindersticksのライブです。 でもそれまでどうしますか?
「久しぶりにノッティング・ヒル(Notthing Hill Gate)に行きたいなぁ。」

西ロンドンにあるノッティング・ヒルは、映画「ノッティング・ヒルの恋人」の舞台としても有名な住宅地ですが、土曜日に開かれるポートベロー・マーケット(portbello Market)というアンディーク・マーケットでも有名です。さらに「ラフ・トレード・レコード」などレコード・ショップも多くあります。ダンナさんの目的は当然そっち。

パディントン駅に行く7番のバスはこのポートベロー・マーケットまで行きます。しかもラフ・トレードに地下鉄の駅から行くとちょっと距離がありますが、このバスだとすぐ近くで降りれるのでとっても便利。

ラフ・トレード本店はとても狭いですが、そこにダンス系から超マイナーなインディーものまで訳わからないくらいに揃っています。そして近くにはガレージ系に強いお店やブリティッシュ・ロックやサイケのコレクターズ・ショップなどがあって、私はラフ・トレで昨日見たバンドのシングル盤を買うぐらいなのですが、ダンナは店に入ると30分くらいは出てこない。

しょうがないので店の外でボ〜っとしていると、今日はよく晴れてすっかり初夏のような気持ちいい天気です。そして大通りのマーケットはすごい混雑。そういえば春〜夏のロンドンはヨーロッパからの観光客(特にドイツとイタリア)が大勢来てどこも混雑するんだった。


初夏のポ−トベローは人だらけ

で、満足したダンナが店から出てきて、
「久しぶりにマーケットでも見に行こうかな。」

このポートベロー・マーケットはノッティング・ヒルの地下鉄駅から来ると、しばらくアンティークのお店が並びますが、途中の青果市を抜けると、その先は古着や雑貨のマーケットが立ちます。その辺りをのぞきに出かけたのですが、とにかくどこも思うように歩けないほどの混雑(汗)店を見る余裕もなく
「もういい〜!」

マーケットから隣の通りに避難すると、このノッティング・ヒルはほんとにのどかな住宅街です。あちこちの庭先に花が咲いて、のんびり散歩気分。

で、人ごみを避けて地下鉄の駅まで行き、またその近くにある通称「エクスチェンジ」という中古レコード屋さんをのぞきました。ここは普通の中古の他にプロモーション盤も多くあります(時には発売前のアルバムのプロモ盤も売ってたりします。)見ているとフューチャーヘッズのシングルのプロモCDがありました。う〜ん、コレクターする気はないんだけど〜。ま、2ポンドだし買っちゃおうかな。

そしてさらにダンナのリクエストで、北ロンドンにあるカムデン(Camden)のレコード店に行きました。

このカムデンも週末にはマーケットが開かれるので、さらにすさまじい人、人、人!!ふげ〜(汗)でも脇道にあるレコード店はまだ静かで、店先で呑気にネコが昼寝してました。


昼寝チュウ!

それからマーケットのはずれの屋台に昼ご飯を食べにいきました。しかしあまりの人ごみに、たった1区間だけどバスで行っちゃえ!そして中華の屋台で、太麺のヤキソバに酢豚をぶっかけたものを買いました。このむちゃくちゃ鼻につく酸味と甘ったるい酢豚、そしてヤキソバのソースのコンビネーション(笑)このジャンクな味がたまらないです。
しかし並んでいる「ジャパニーズ・フード」も「インドネシアン・フード」も「チャイニーズ・フード」も、どの屋台も同じ料理を売ってるってのが笑えるなぁ。

そんな腹ごしらえをして、今日のライブがあるサウスバンク(SOUTH BANK)へ。

Tindersticksのライブがあるロイヤル・フェティティバル・ホールはサウスバンクと呼ばれるテムズ川南岸にあります。他にもロイヤル・ナショナル・シアターなど、多くの(ちょっと格式高い)劇場やホールがありますが、この周辺は昼間から人が少なくて、ちょっと物騒なんだよなぁ・・・なんて印象がありました。ところがっ!会場近くに到着したら、ここも人、人、人だらけっ!
うげげ〜っ!なんじゃこりゃ!


SOUTHBANKも人がいっぱい

確かに数年前からこのあたりが再開発されているとは聞いていましたが、マジで観光名所になってる〜!そんな人たち目当ての大道芸人たちまでいるし〜。
「嘘だろ〜?!オレがこのあたりにライブを見に行く時は、イギリスに住む友人に『心配だからホテルに帰ったら絶対に電話してっ!』って言われたのにぃ!」
と、驚きまくっているダンナ。

いつの間にかこのあたりには、シェイクスピアの劇場を再現した「グローブ座(The Globe)」や、現代美術を集めた美術館の「テート・モダン」、そして約100年振りにテムズ川に新たに作られた橋「ミレニアム・ブリッジ」、そして他にもおしゃれなレストランなどいろんな名所が誕生していました。

ライブまでその辺りを見物しておこうと思っていたら、グローブ座もテート・モダンも遅くて中には入れず。ま、外回りだけ見てブラブラと、と思ったら、
「なんか不完全燃焼だな〜」と、ダンナ。「よし!明日、またここに来るぞ!」
「えっ?明日はブリック・レーンに行くんじゃなかった?」
「そこも行く!でもここも来る!これじゃなんか中途半端だ!」
はいはい、いいですけどね。

出発前

・なぜかまたまたロンドン
・鉄道の予約で七転八倒

5月1日

香港経由でロンドン

5月2日

NME NEW NOISE TOUR in OXFORD
CRYSTAL CASTLES/FRIENDLY FIRES/
THE TEAM WATERPOOL/WHITE LIES

(その1) (その2)

5月3日

マーケット巡り&
Tindersticks in SOUTHBANK

(その1) (その2)

5月4日

ブリック・レーン
&サウスバンク観光

(その1) (その2)

5月5日

THE FUTUREHEADS in CARDIFF
MTV SPANKING NEW MUSIC TOUR
CSS/THE FUTUREHEADS/MGMT

(その1) (その2)

(その3)

5月6日

帰国であります

PHOTOS

THE FUTUREHEADS LIVE inCARDIFF