THE FUTUREHEADS 2011 UK超マイナー夏フェス巡り(番外編)

 
 
 
  
GUITAR WOLF at ISLINGTON O2 ACADEMY LONDON 8/JULY/2011    

イギリスのバンドじゃありませんよ。
日本のCRAZY GARAGE PUNK!ギター・ウルフですっ!しかしロンドンまで来て何でギター・ウルフ(苦笑)でもずいぶん前に日本で観たっきりなので久しぶりです。
日本よりもむしろ欧米で人気の高い彼らのロンドンでのライブはどんなモンかちょっと興味津々。

会場のO2アカデミーはエンジェル駅(ANGEL)近くのショッピング・センターの中でした。全然分からなくて思いっきり迷子になってしまい、到着した時にはすでにギター・ウルフが始まっていました。

会場の中は200〜300人くらいのロック大好きなおバカなイギリス人達が一杯。なんでも10年以上前にジョン・スペンサーのサポート以来のロンドン・ライブらしく、その頃のファンなのかちょっと年齢層が高いです。でもそんな年代がギター・ウルフで興奮して酔っぱらっているなんて、一番手に負えないような(笑)

で、ギター・ウルフはといえばイギリスでやってるなんて全く頭にないかのようなハチャメチャ振りで大笑い。
客をステージに引っ張り上げて即席ギタリストにしてしまうし(全然ギターが弾けない人なのに〜(笑))で、さかんに彼に向かって盛んに「ジャンプ!」と叫ぶのですが、発音が「少年ジャンプ」なのでなかなか通じない。でもさすがにお客さんには分かってきて「JUMPしろ !! JUMPだっ !!」と口々に叫んでギター・ウルフ君と一緒に飛び上がるのですが、ステージに引っ張り上げられた上に皆になんか叫ばれてしまっては完全に頭がパニックしてました(笑)

そしてさらに次々とお客さんをステージに上げ、何をするのかと思ったら人間ピラミッド!イギリス人も学校で組み体操ってやるのかしら??で、最後はお約束でグシャっと潰れてましたけど。

ギター・ウルフ君「イン・ジャパニーズ!ハイスクール・スチューデント・イズ・『コーコーセー(高校生)』!!」
イギリス人ども:「コーコーセー!!」
ギター・ウルフ君「シャウト!!コーコーセー!!」
イギリス人ども:「コーコーセー!!!」
なんだよ、このコール&レスポンス(爆笑)


「アイ・ラブ・ユ〜、オッケ〜?」なGUITAR WOLF

と、盛り上がりのライブでしたが、しかしアンコールの真っ最中、すでに終了時間をオーバーしていたのか、いきなりギターの電源を切られてしまうというアクシデント発生!
メンバーは無視して演奏を続けていたのですが、お客さんたちは激怒。
後ろのPAブースに向かって「F○CK」だの「SH○T」だの罵声を浴びせ、それを笑っていたら、隣のオッちゃんが振り返りざまに叫んだ拍子に顔面におもいっきしツバを浴びて、うえええぇ(涙)

でもだたでは終わらないギターウルフ。
彼らが引っ込むと同時にスタッフがステージの撤収を始めたのですが、そこにギター・ウルフ君が一人で登場し、電源の入らないギターをかき鳴らしながら、イギリス人どもを前に永ちゃんの「I LOVE YOU, OK?」を熱唱!ヒュー!かっこいい!
無論、曲は分かっていないけど、皆さん大喜びのエンディングでした。