フューチャーヘッズ夏フェス巡り第2日目は「ピータバラ・フェスティバル(PETERBOROUGH FESTIVAL)」!
ロンドンから鉄道で1時間ほど。北東の大聖堂が有名な街ピータバラで7月に行われたこのフェスティバルは実は音楽フェスではなく、ただの街おこしイベント(笑)2週間ほどの期間の中でさまざまな催し物が行われ、その最後の週末のメインステージに、9日はマジック・ナンバーズ、そして10日にフューチャーヘッズが出演したのでした。
前日のサウスポートから距離的にはそれほど遠くないのですが、まず早朝(と言っても朝7時)のサウスポートから出発する交通手段がローカルバスしかなく、さらにピータバラにはどこも荷物を預けられるところがないので、一旦ロンドンのホテルに戻り、それからまたピータバラへ。3時半のヘッズさん出演時間に間に合うようにけっこう大慌て。
今では数百の音楽フェスティバルがあるというイギリス。当然この土日もあちこちで音楽フェスティバルが開催されていました。このピータバラまでの途中でもラウド系フェスがあったらしく、黒Tシャツ姿の人達が続々と駅で降りていきました。なのに私たちはヘッズさんに釣られて街祭り(苦笑)
到着したピータバラはのどかで小さなイギリスの地方都市。 とにかくメイン・ステージがあるCENTRAL PARKを探して街の中心に出たのですが、街フェスだから街全体がお祭りになっているかと思ったら、拍子抜けするほど静か。「本当にフェスなんてやっているの?」と心配になるほど。
ポスターにはヘッズさんの名前はあるけど・・・
なので、そこを歩いていた高校生くらいの男の子4人に道を聞いてみると、いきなり4人が、
「この道だよっ!」
「ここをずっ〜っと真っすぐ行くんだ!」
「この道の先にあるからっ!」
と一斉に大騒ぎ。分かった、分かったから(汗)何をそんなに興奮してる!?
すると「DON'T MISS IT ! (見逃すなよっ!)」とまで言われ、う〜む、もしかして君達もヘッズさん目当てなのかっ?
教えられたとおり、その先に緑がきれいな大きな公園がありました。中に入ると、これはマジに街祭りだぁ!青空の下で、ファンフェア(移動遊園地)では小さな子供達がはしゃぎ、アイスクリームや風船売り、大道芸人、小さなステージではマジック・ショーまでやっている。
Peterborough Festival
ステージは昨日よりずっとデカい(行政がやることですから。)演奏するダンス系のバンドにあわせて小さな女の子達がステージ前でキャッキャと踊っていて、芝生の上ではみんなビールを飲んでのんびりしてる。
こ、こんなのどかなトコにヘッズさんが出てもいいのっ!?(汗)
ヘッズさん登場前まではまったりしていたステージ前
でもヘッズさん登場の時間が近くなると、いかにも「俺、ロック好きなんだぜ」なんて感じのファッションの中高生が集まってきました(さっきの4人組も。)
「次は今日のメインアクト、フューチャーヘッズが登場します!」
とMCがアナウンスする頃には、ステージ前は騒ぎたくてウズウズしてる10代が集結。またチビっ子達が柵に張り付いているけど、だからそんなトコで大丈夫なのか??
しかもさっきまで暑いくらいの晴天だったのに、まただんだんと雲が出て来て、おまけにポツリポツりと雨まで。なんだかヘッズさん登場になると天気が悪くなっているような(苦笑)