DOCTOR WHOなつぶやき 過去ログ

イギリスのSFドラマ「ドクター・フー」の話題を拾った時につぶやいてます。

June_2014

気が向いた時しか更新しておらず(汗)11thドクターを総まとめしようとしているのですが、遅々として進まず・・・ついニュースのチェックもおろそかに。

それはともかくっ。マット・スミスの近況です。

カレン・ギランの出演映画「Oculus」のプレミア上映会に、彼女のエスコート役としてアメリカに行っていたかと思えば、 11thドクターをハゲにしやがったライアン・ゴズリング初監督の映画「LOST RIVER」(「HOW TO CATCH A MONSTER」と呼ばれてたヤツです)のプレミア上映会でカンヌ映画祭に現れたりと、なかなか忙しいマット・スミス。

ずいぶん髪の毛がのびてきたマット@カンヌ映画際 / Huffing Postより拝借

この映画、どうやらまだ配給が決定していないみたいですが、ともかくマットの姿を拝見できる予告編がありますので、こちらをどうぞ。つ〜か、なんちゅ〜セリフや(苦笑)

追記:カンヌ用に作られた予告編が削除されてしまったので、日本のトレイラーをどうぞ。上記のセリフはないですけど。

そしてマット・スミスの次回作は、なんと「ターミネーター」のリバイバル・・・また「LOOK AT MY MUSCLE!」なボデーになるんでしょうか。新スター・ウォーズの製作陣もマットに興味を示してるなんて噂もありましたが、う〜ん、どちらにしても作品としてはつまらなさそうなので(暴言)あまりハリウッド一辺倒にならず、舞台や監督業も交えて上手にバランス取って仕事して欲しいっすね。

でも6月8日にマンチェスター・ユナイテッドのホーム、オールド・トラフォードで開催されるユニセフのチャリティー・マッチ「サッカー・エイド2014」への出場は怪我のため欠場となりました。ロビー・ウィリアムス監督の元でピッチを駆け回るマットが観たかったな。残念っ。

ところで、英国アカデミー賞(BAFTA)のTV部門で唯一、一般からの投票で決まる「RADIO TIMES AUDIENCE AWARD」を「ドクター・フー」50thスペシャル「THE DAY OF THE DOCTOR」が獲得しましたっ!

授賞式にマットやモファットの出席はありませんでしたが、今回は「Dinosaurs on a Spaceship」でソロモンを演じていたデヴィッド・ブラドリーが助演男優賞、「The Eleventh Hour」でプリズナー・ゼロを演じていたオリビア・コールマンが主演女優賞を受賞(2人ともデヴィッド・テナント主演のクライム・ドラマ「BROADCHURCH」での受賞です。ちなみにアーサー・ダーヴィルも出演してるドラマです。)そしてプレゼンターとして「The Bells of Saint John」でミス・キズレットを演じたセリア・イムリエが登場。いやぁ、今更ですが「ドクター・フー」は豪華出演陣なんですねぇ。

それで思い出したのが、こちら→の「ドクター・フー・コンベンション」のパネル・セッションでのこと。「これまでに『ドクター』への出演を断った大物俳優は誰ですか?」というファンの質問に場内大爆笑でした。確かプロデューサーのマーカス・ウィルソンが「むしろ断られる方が多いんだよ。たいてい『スケジュールがあわない』という理由だけどね」と答えてました。

ところで、ところで、ようやく「THE TIME OF THE DOCTOR」をBDで観ました。AMAZON UKから届くまでに「The Eleventh Hour」から観なおそうなんて思っていたら、こんなに時間がかかってしまって。

でっ!BDで観た11thドクターのラスト・・・う〜ん、やっぱりズラだねぇ(苦笑)iPlayerで観ていた時はそんなに気にもなりませんでしたが、さすがBDの表現力。ズラの境目が見える訳ではありませんが、髪の質感とか1本1本の流れ方とか、やっぱりそれまでの11thとは違っていますもんね。いやぁ、おそるべしっ!ブルー・レイっ!

さあさあっ!12thドクターの新シリーズは8月スタートですよっ!

June_2014 part 2

8月に「ドクター・フー・ワールド・ツアー」なんてイベントが開催されるそうです。

スティーブン・モファット、12thのピーター・カパルディ、ジェナ・コールマンの3人が、世界7都市でファンを招いての新シリーズのプロモーションを行います、がっ!当然のごとく!この7都市に日本は入っておりません・・・・なのにっ!隣のソウルでは開催されるのですっ!ム〜っ!確か韓国では「THE DAY OF THE DOCTOR」も同時放送されたはず。それに比べて、日本での人気のなさ・・・(涙)

まだ詳細は発表されていませんが、カーディフ・ロンドン→ソウル→シドニー→ニュー・ヨーク→メキシコ・シティ→リオ・デジャネイロと廻るようなので、ソウルは8月9or10日辺り??入場できるなら行っちゃおうかな(笑)・・・・なんて一瞬考えましたが、もしかしてファンとのイベントは韓国語がメインなのかっ!?それは置き去り気分にされそうなイベントになりそう(汗) せっかく隣の国でイベントがあるのにそんな落とし穴にハマっちゃうかもしれないのか。悩ましいけど、ともかく気になる方は「doctorwho.tv」のニュース・レターに登録しておきましょう。

ラグディマン、グッナイ(涙) / DWEより拝借

そして悲しいことに、カーディフの「DOCTOR WHO EXPERIENCE」では、11th関係の展示が8月一杯で終了するとのこと。モファットを笑えないほど未練がましく言っちゃいますが、11thはもういないんだなぁとまたジワジワ実感してしまったニュースでした。はぁ・・・この夏、イギリスに行かれる方は見納めにカーディフに行っときましょうっ!

で、以下はとても関係ない話題なのでサラッと(苦笑)

下でも触れている今年のBAFTAのTVアワードで、「ベスト・ミニ・シリーズ」を受賞したBBCドラマ「IN THE FLESH」をようやく観ました。BBCのiPlayerでドクターを観るといつもレコメンドされていたので気にはなってたんですが、いやぁ、すっげえドラマですっ!

In The Flesh / ”Den of Geek”より拝借

簡単に言うとキーレン・ウォーカーという18歳の「ゾンビ」の少年が主人公のドラマ(苦笑)。でも、ホラーのようなフリをして、実は差別の構造と憎悪の連鎖を描いたハードなドラマで、ゾンビなんてもはやマイケル・ジャクソンの後ろで踊るぐらいしか使い道がないと思っていましたが(古い?)そんなゾンビを題材にここまですさまじいドラマを作るとはっ!やっぱりイギリスは侮れないですっ!

イングランド北部の田舎町という小さな凝縮された世界の中で、両手首に深い傷が残るゾンビのキーレンと彼の家族、村の人々やゾンビ達の感情が絡み合い反発しあう。社会的視点だけでなく、自分の死と向き合い、自分がゾンビであるという現実と向き合っていくキーレンの姿が繊細に描かれて、それがこのドラマを奥行きのある素晴らしいものにしています。自分のゾンビ顔を直視できなかったキーレンが絶望と疎外感の中で、自分を受け入れてくれたゾンビの男性の前で、人間らしく見せていたメイクを落としていく、この悲しくも美しいラブ・シーンをぜひ観ていただきたいっ!・・・・

とはいえ、このドラマを「ドクター・フー」ファンの方々にレコメンドするBBCもどうかと思いますが(苦笑)もし、とっても重たいテーマのドラマでも大丈夫で(特に第1シリーズは、見終わった後しばらく身動きがとれないほど重いですぅ)そして突然キーレンが人間の死体を食べるシーンが出てきたってヘッチャラ!という方がいらっしゃれば、ぜひ一度ご覧下さいっ!・・・って、ハードルが高いなぁ(苦笑)

このキーレンというイギリスのどこにでもいそうなフツーの男の子のゾンビで(フツーにいないってば)頼りないけどなんだかチャーミングでついつい「キーレンをイジメるなぁ!」と感情移入してしまう、そんな彼を演じる弱冠24歳のルーク・ニューベリーはこのドラマでBAFTAの主演男優賞にノミネートされました。彼はこのドラマの前年には「Sherlock 2」の「A Scandal in Belgravia」に警官役で出演してましたが・・・「え?あのエピソードに警官なんて出ていた?」って思うでしょ?そんな程度のチョイ役だったんですよ。良い俳優は良い役に当たるんですねぇ。

で、彼のファン達は「彼をぜひ12thドクターにっ!」と盛り上がっていたそうですが、いやいや、それは許さんぞっ!だって彼がドクターになったら、マット・スミスが持ってる「最も若いドクター俳優」のギネス記録が破られちゃうじゃないかっ!

「泣ける」ドラマなのではなくて、「胸が締め付けられるような」ドラマなんです

June_2014 part 3

フツーのニュースサイトを見ていたら、「Googleが新TVプラットフォームを発表」なんて記事にこんな写真が・・・

ギズモード・ジャパンより拝借

グーグルはこんなモン使ってプレゼンするのかぁ(爆笑)