帰国/9/Dec/2006

フューチャーヘッズを追っかけ、シメはモリッシーのライブでお腹いっぱいのイギリス旅行も、今日で帰国です。

明け方に眼が覚めたので、シャワーを浴びて、ようやく荷物を整理。そしてまだ陽も出ていない6時にホテルをチェックアウトして、空港へと向かいました。


これでも一応クリスマスのディスプレイ
at ロンドン

バーミンガムの駅はまだ閑散としていました。ふと駅の大画面TVで地方ニュースを見ると、昨日の暴風で何軒かの家の屋根が飛ばされたとか。うわぁ、確かにバーミンガムも風が強かったけれど、そこまでとは!

空港まで列車で10分程度ですが、朝だから紅茶が飲みたいし、駅で売っているホットサンドも食べたい・・・大丈夫!10分で食べれば良いのだ!と、購入したのはいいけれど、列車に乗ったら空いた席がない(汗)立ったまま大急ぎで朝食を食べました。

空港駅からさらにモノレールに乗りかえてバーミンガム空港に到着しました。チェックインも無事に済まし、早めに到着して免税店でも覗いて時間を潰そうと考えていたのに、この空港、何もないんです・・・。一応、国際空港なんですが、小さな地方空港程度の規模で、売店ぐらいしかありませんでした。しかし、フライトを待っている乗客たちが売店でペットボトルの水を買っている。あれっ?EU内のフライトは液体の持込が禁止なのでは?と思いつつも、私もとりあえず大きめのペットボトルを購入。

帰国もパリ経由ですが、紅茶を飲みながら搭乗を待っていると、「おっ、搭乗ゲートが表示された!」と思ったら、一便前のパリ行き。違ったか。ところが、しばらく待っていても、自分の便の搭乗ゲートが表示されない。もうすぐ出発予定時間なのに。うーん、またしてもヤな予感・・・すると案の定、掲示板に「DELAYED(遅滞)」の表示が(涙)悪天候が原因らしく、後の便も次々とDELAYEDと表示されていく。パリでの乗り換えが1時間しかないのに、どうなるんだろう。

結局、30分以上遅れてパリへ出発。しかも到着したパリは暴風雨!窓の外では、地上スタッフたちが別の飛行機から荷物を降ろしていますが、おいおい!風でスーツケースが吹っ飛んでるぞ(汗)

ターミナルに降りたつと、すでに東京行きのフライトの出発時間でした。しかしフライト情報の掲示板を確認すると、なぜか東京行きはいまだに「定刻通り」と書いてある?おかしいぞ??近くにいた係員に聞くと、
「大丈夫。出発ゲートに行きなさい」
「でも、もう出発時間だけど?」
「大丈夫。ちゃんとあなたを待っているから。」

私を待っている?どういうコト?と、急いでゲートに向かおうとすると、わっ!来た時と同じゲートだ!つまり、またあの荷物検査場だ!
「あの〜、東京行きに乗るんだけど・・・このペットボトル・・・」
「捨てて。」
やっぱり。まだ全然飲んでなかったのに・・・。

出発ゲートに到着すると、全てのパリ出発の便が悪天候のため、遅れていました。
「はぁ〜急がなくても良かったのか。」
とりあえず所用(トイレ)を済ませ、「飛行機遅れてる」と日本に連絡。外は台風のような暴風雨になっていて、いつに出発になるのやら。


バーミンガムで見つけたお店。バリー!こんな副業を!?(笑)

空港はフライト待ちの人達でどこもごったがえしていました。空いている椅子もないので、とりあえず隅っこの床に座っていたら、前にいる日本人の集団が気になって・・・。大学か専門学校での旅行なのか、20代前後の若い日本人がゲートに大勢いたのですが、彼らが床にべっとりとお尻をつけて床に座り込んでいるのです。私の様に、ファッション・センスの無いイギリス(苦笑)に馴染む服装で、しかもビールにまみれた様な小汚いヤツは床に座っていてもいいけど(それでも立ち膝座り)、しかし目の前で座る女の子たちは、みんなヘアもメイクもバッチリ決めて、ブランドもので全身を固めたファッションなのに、その姿で床に座ってる・・・。そういう格好をするなら、それなりの立ち振る舞いをしてくれよぉ・・・。

と、オバさんが嘆いている間に、結局フライトは1時間程遅れて出発。翌朝、成田に到着すると、そこも雨でした。でも、フューチャーヘッズを追っかけている間は雨に降られなかったので、ラッキーな旅だったというコトにしておこう。

でも・・・いまだに胸の痛みが引かないのです・・・。病院でレントゲンを撮っても異常はなく、打ち身なんじゃないかとのこと。友人たちから「そういう傷が、歳を取ってから痛むようになるんだよ」と脅され、つまりババアになって、「うっ、フューチャーヘッズの古傷がっ!」となるってコト!?

やっぱりデイヴに責任とってもらおうかなぁ?(笑)

2006年12月 THE FUTUREHEADS UK tour & MORRISSEY