最後のDOCTOR WHO EXPERIENCEへ!■AUGUST 2017■Part 2

毎年趣向を変えるDWEのアトラクション。今回は入場待ちのスペースがギャリフレイ・ギャラリーになっていて、そしてアトラクションを案内してくれるのも、なんとタイムロード!・・・に成りきったスタッフでした(笑)


ヘイっ!Missy!Missy!

そして待機していた20人ほどのお客が中に案内され、最初のアトラクション・コーナーへ。今回は当然ピーター・カパルディ演じる12thドクターの映像に導かれて、ダーレクやウィーピング・エンジェルの世界を訪れました。

「誰か逃げ遅れていないか?人間達なんだから、一人ぐらい死んでるだろ?誰も死んでないのか!?」なんて、性格の悪さも12thドクターならでは(笑)

そしてタイム・ロード(に扮したスタッフ)からも
「何をぐずぐずしてる!早く逃げろ!」と、次のコーナーにせかされ、
「まったく、人間というヤツはダーレクの恐ろしさがわかっていない!」
なんて怒られても、大人も皆んな照れた苦笑いしながら楽しそう。

地球人としてM的快感を味わいつつ(笑)ちょっとした体験型アトラクションを楽しんで(詳しい内容は行ってからのお楽しみ・・・って、もう体験できないんだ・・・)そして「ドクター・フー」の小道具や衣装が展示されているコーナーへ。


50th記念「The Day of The Doctor」の舞台もありました

1階にはクラシック・ドクターのターディスなど大物が展示されていて、そして2階に上がると2010年以降のシリーズでの衣装などをメインに・・・って、「なんじゃ、こりゃああ!!」と思わず声が出そうなほどの展示物の数!!クラシック・ドクターから最新シリーズのフィナーレ「The Doctor Falls」まで、「これが最後だ!」と言わんばかりに所狭しとギューギュー詰めに展示されてました。


第10シリーズでは大学教授になったドクター

アメリア・ポンドとエイミーの衣装の前におかれたドクターの人形といえば、もちろん「11th Hour」のエンディングですよね!そしてリバー・ソングのピン・ヒールと、ターディス表紙のダイアリーといえば、当然「The Time of Angels」!


見た瞬間に頭の中に11thドクターのテーマ曲が流れるぅ

もちろん11thドクターだけでなく、大学教授となった12thドクターのデスクの上に置かれたリバー・ソングの写真、「Heaven Sent」でドクターが閉じ込められた城に置かれていたクララの肖像画、「The Doctor Falls」でビルが着ていたボロ服、リグシーがターディスに描いたクララへの追悼グラフィック・・・


こちらを見ると頭の中ではクララのテーマ曲が・・・

さらに12thの衣装だって、リジェネレーションしたばかりの時にホームレスから奪った汚いコートから、私の友人に「休日のリーマン」呼ばわりされたヨレヨレTシャツ&パーカー、モファットに「マジシャン」呼ばわりされたタキシードまでずらりと並び、着ているマネキンの顔がちょっと上から目線な角度になっているところが12thらしくてグッドです(笑)

でもさぁ・・・なんで12thドクターのギターが無いんだよぉ!あれはピーター・カパルディの私物なの??

そしてモンスターたちも、懐かしい「Face of Poe」から最新シリーズの「World Enough and Time」に登場したあの不気味な患者たちまでずらりと並び、クラシックなモンスターたちも、サイルリアンやザイゴン、アイス・ウォリアーなど、21世紀ドクターで復活したモンスターがメインで展示されていて、新参者のファンにも楽しめました。

さらに歴代ダーレクや、トーチウッドのコーナーから・・・あああ、こんなにギューギュー詰めにされては、1時間で観るなんて無理っ!でも帰りの時間が近づいてきてしまったため、後ろ髪をひかれつつも会場を後にしました(涙)

と、かなり駆け足だった最後のDWE.。でも行って良かったですよ。楽しかったぁ。


第10シリーズで登場!超クラシックなMondasian Cybermanっ!

今回、改めて感じたのは、「ドクター・フー」はごく普通の人たち、そして幅広い年齢層に愛される、まさに国民的ドラマなんだなぁという事。平日の昼間だというのに(子供たちは夏休みですけどね)驚くほど大勢の人たちがDWEを訪れていて、小さな子供連れの親子から、高校生や大学生ぐらいの若いカップルや友人連れ、そして杖をついた老夫婦までが楽しそうに記念写真を撮っていました。それは「オタク」とか「マニア」ではなく、「ドクター・フー」のシーズンが始まれば、毎週TVの前で楽しみにしている人達、そんな彼らがDWEが終わってしまうので、慌ててカーディフまでやって来た。そんな感じがひしひしと感じられました。

こんなファンにはたまらないDWEが閉館となるのは残念ですが、今後は期間を限定しての開催などが検討されているようです。この常設展が始まる前のDWEは、不定期で開催されていましたし、その頃はロンドンで行われる事もあったので、今後ロンドン旅行に行かれるファンの方は要チェックですよ!

ところで、DWEに置かれていたダーレクのハリボテ。子供が中に入って操作できるようになっていたんですが、いきなりダーレクが「EXTERMINATE!」と動きだすと、条件反射のようにビクっとしてしまい、子供に笑われてしまった。うーん、ドクター・ファンの悲しい性だねぇ(苦笑)


こんなイカしたポスターなのに品切れでした・・・