DOCTOR WHO CONVENTION at MILLENIUM CENTRE CARDIFF
- TARDIS SET TOUR part 1 - 24&25/MARCH/2012
上のパイプにはピアノ線
電話の受話器を持ってみるぞ。あのハンドルをクルクル回してみるぞ。ドクターがいつも操作するあのレバーを・・・おおっ、連動してライトがついた!(ターディスを動かす時にドクターが回すレバーは『出力レバー』だとスタッフが言ってました。)そんな時に「チンッ!」と呼び鈴の音が。「おっ、ついに鳴らしたね?」とスタッフの一言。そんなコトでもみんな大笑い。
「ターディスは出発する時にすごく揺れるでしょ?当然カメラを揺らして撮影するけど、それに加えてこの頭上のパイプをこうやってピアノ線を引っ張って揺らすんだよね。すっごいハイテクだろ〜(笑)」なんて説明をスタッフがしてくれる。
「このキャップの下にネジがあるでしょ?『THE GIRL WHO WAITED』の時は実際にここにあの巨大虫眼鏡をとりつけたんだよ。」あ〜っ!あの虫眼鏡!!うんうん、分かりますよ!
2階には行けれなかったけれど、コンソールの地下は見られました。地下もかなり巨大!ここにドクターがぶらさがってターディスのメンテナンスをするんだよね。
ターディスの地下
そしてターディスの椅子にも座ってみました。
座っちまったよ、だはは
でも足が届かないっ(汗)マットもカレンも足が長いわぁ。
脚部がバネなのかフワフワしているので、よじ登るのに一苦労でしたが、座ってしまうと意外と座り心地がいい。
細部まで細かくイメージされて作り込まれ、70年代的なアナログなガラクタを寄せ集めたおもちゃ箱のような楽しさ。その上、生きているような有機的な空気すら感じさせるターディス。やっぱり最高のスペース・シップだわぁ。
エントランスも凝ってる!でも床のあちこちにペンキの跡(苦笑)
おまけに案内をしてくれるBBCスタッフがとんでもなくフレンドリー!気軽にカメラで写真も撮ってくれるし、終始ニコニコと皆に説明していました。この3日間で休みなく、延べ1800人のファンを出迎えているはずなのにそれでもこんな笑顔でいてくれるなんて。
でもね、大人も子供も、この中にいる全員が、まるでエイミーが初めてターディスに入った時のような顔になっているんだよね(笑)だからターディスを制作したスタッフの皆さんもそんな顔を見ているとやっぱり嬉しいんだろうな。
ターディスを満喫して幸福な気分になりまくったところで、参加者それぞれのカメラで全員の記念写真を撮ってくれました。
「じゃあ写すよ〜!『ギャリフレイ!』て叫んでね!はいっ!」
「ギャリフレイっ!!」
やっぱりドクターの故郷の名前を全員で叫べば、自然と笑顔になりますね。
ギャリフレイっ!!と叫んで記念写真
さらに「誰もいないコンソールの写真も撮りたいでしょ?だから全員が下に降りて写真を撮ろうよ。」なんて、もうっ!BBCったらファン心理を読みまくっているんだからぁ(笑)
30分なんてあっという間。スタジオの外に出ると、次のグループが待ち構えてました。私達の笑顔を見て、彼らもすでに興奮気味でした。
ドクターが引っ張り回し、リバーがハイヒールを引っ掛けるあのモニター!
そして今度は私たちのグループが、スタジオの外にあったコンテナみたいな「ブルーボックス・カフェ」で休憩。
そこでコンベンション会場でも見かけていたドクター・ファッションの男の子が、テーブルの向かい側で休憩していました。「写真をとってもいい?」と声をかけると、「いいよ!」と、目の前にあった食べかけのカップケーキをグイとお父さんの方に押しやってポーズ!いいぞ!ドクターはバシっとキメないとねっ!
そこに撮影スタジオのスタッフが「みんな、今日はありがとう!」とやってきました。
ここで秘書をやっているスタッフだそうで、このスタジオがもうすぐ閉鎖になると話をしてくれました。ターディスのセットもカーディフ・ベイの新しいスタジオに移り、撮影中のシリーズも終盤はそちらでの撮影になるそうです。
「だから皆はこのアッパーボート・スタジオにあるターディスのセットを訪れた本当に最後のグループになんだよ!すごいだろ!?」
そう言われちゃうと、なんだか貴重な体験をしたような気分になってきたぞ(笑)選択の余地なくこの最後のツアーに申し込んだけど、残り物には福が・・・あったのか??
帰りのバスの中は「DOCTOR'S WIFE」の鑑賞会。ターディスが主人公となるこのエピソードに皆さん見入ってましたよ。そしてドクターがタイムロードからのメールを受け取るシーンでは、みんな思わずドクターと一緒になって「I'VE GOT A MAIL」とささやいてました(笑)
と、こんな感じで4日間のカーディフ滞在は素晴らしいツアーで締めくくりでした。まさにカーディフでなければ実現しなかった夢のようなファン・イベント!いやぁ楽しかったですよ。こんなイベントを主催してくれ、そしてフレンドリーでファン心理を読み尽くしたBBCスタッフ達のホスピタリティーに感謝です!
カーディフ・ベイの新しいBBCスタジオ。あんたたちのせいで流れ流されカーディフくんだりまで!(苦笑)