マット・スミスの出演作を観てみようっ!part 1


マット・スミス / Telegraphインタビューより拝借

まだまだ日本では知名度の低いマット・スミス。でもそんな彼の虜になったあなたのために、彼のこれまでの出演作をご紹介しますっ!日本語字幕で観られる作品が少ないのですが、それでも観たいという方!!そんなあなたはこちらのページで→UK盤DVDの注意点を読んでから、Amazon.UKでゲットだっ!・・・別にYou Tubeでも良いですけど。

基本的にUK盤DVDでの情報を書いていますが、「こんなところで日本語字幕版が観れるよ!」とか「DVDが出てるよ!」なんて情報があればぜひ教えてください。追加していきますので。

一応★をつけていますが、あくまで個人的趣味で判断してますので、あまりアテにはならないかも(苦笑)

DOCTOR WHO (2010 - 2014) ★★★★★さらにもうひとつ★


11thドクター!!/ DOCTOR WHO

説明の必要がない、マット・スミスの出世作となったイギリスBBC制作の超人気SFドラマ。この作品で2011年BAFTA(英国アカデミー賞)のTV部門で主演男優賞に初ノミネートされました。もし他の作品でマットに興味を持ったという方は、このドラマについてはこちらのページ→こちらのページ→で紹介しています。

※このドラマ絡みの「THE SARAH JANE ADVENTURES」「AN ADVENTURE IN SPACE AND TIME」「THE FIVE(ISH) DOCTOR」や、マット出演の「ドクター・フー」のエピソードなどを紹介するページを作成予定ですが・・・もう少しお待ちください(汗)

THE RUBY IN THE SMOKE (2006) / THE SHADOW IN THE NORTH (2007) ★★☆☆☆


ビリー・パイパーと共演 / THE RUBY IN THE SMOKE

マット・スミスのTVデビュー作。

「THE SALLY LOCKHART MYSTERIES」と銘打ったBBC制作の推理サスペンス・ドラマの2本で、フィリップ・プルマンの「女性版シャーロック・ホームズ」と評される同名小説をドラマ化したものです。

ビクトリア時代を舞台に、父の死の謎を追う女性サリー・ロックハートの活躍を描いた作品で、マットは彼女のアシスタントとして事件を調査する青年、ジムを演じています。水戸黄門でいうなら風車の弥七のような存在かな(笑)


ビクトリアンな青年の雰囲気 / THE RUBY IN THE SMOKE

デビュー作とはいえ、オープニングから登場シーンはかなり多く(確認できないのですが、もしかするとナレーションもマット?)サリーへの恋心というよりは純粋にスリルを楽しんでいる青年をヤンチャな雰囲気一杯に演じています。

ビクトリア時代の自立した女性像を描いているとして高評価なドラマですが、典型的なBBCのコスチューム・ドラマ(時代劇)といった感じなので、その類いが好きな方以外にはドラマとしてはお勧めしないかも。マットのファンには、まだお肌ピチピチな可愛らしい彼を堪能できるところが見所(笑)そしてちょっとだけロンドン下町訛り(かな?)のマットです。


THE SHADOW IN THE NORTHではちょっと大人

そしてこのドラマは以前La La TVで放送されたことがあるので、日本語字幕版がどこかで観られるはずなので探してみて。

ちなみにサリー・ロックハートを演じるのは、「ドクター・フー」ファンにはお馴染みのビリー・パイパー。彼女がドラマの中で「美人」「美人」と言われるのにどうしても違和感が(苦笑)


あっ、この髪型になると、途端にドクター&バッド・ウルフ(笑) / THE SHADOW IN THE NORTH

PARTY ANIMALS (2007) ★★★☆☆


PARTY ANIMALS

マットの初の主役級ドラマ。タイトルから、どんなチャラいドラマなのかと想像してしまいますが、パーティと言っても「POLITICAL PARTY(政党)」なのです。

英国でも問題となっている若者の政治への無関心を何とかしようとBBCが制作した連続ドラマ。PARLIAMENT(国会議事堂)を舞台に、労働党や保守党の政治家たちの駆け引きやプライベートでの苦悩、彼らを支えるスタッフ達の野心や恋愛、そしてロビイスト達の苦悩などが描かれ、でもポリティカル・ドラマというよりは、むしろ日本でもバブルな頃にはやったトレンディ・ドラマに近いかな。


ラケル・カシディと共演 / PARTY ANIMALS

そんな中でマットが演じるのは、労働党の女性国会議員ジョーのリサーチャーで、明るく元気一杯だけど、同僚の女性になかなか気持ちを打ち明けられないナイーブな一面も持つダニー・フォスター。たまにはミスしてジョーの信頼を失ってヘコんだり、それでも彼女を公私に渡って懸命にサポートする。そんな真っすぐで可愛い青年を好演しています。動きがちょっとエキセントリックなところはマットらしい。そしてここでのマットはイングランド北部訛り。

あくまでも群像劇なのでマットが出っぱなしという訳にはいきませんが、ストーリーもそこそこ面白く、マット・スミスらしい役柄なので、ファンは必見ですね。エクストラ映像でのマットもナイス。

ちなみに国会議員ジョーを演じるラケル・カシディとは「ドクター・フー」の第6シリーズ「THE REBEL FLESH/THE ALMOST PEOPLE」のミランダ役として再共演しています。


マット・スミスの眼鏡顔がお好きな方は必見! / PARTY ANIMALS
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